時短家事コーディネーター®がおススメする時短家事テクニック「2023年厳選アイデア」
家事を時短して、自分の時間をつくりたい!と思う方は多いのではないでしょうか。仕事や育児・介護など毎日たくさんのタスクをこなしている方にとっては、家事の時間をどのように時短するかは、とても興味のあることだと思います。

時短家事コーディネーター®は家事を効率化する時短家事を提案するスペシャリスト!家事を効率化することは決して手抜きではありません。今の時代に合った様々な仕組みを取り入れて、丁寧な暮らしをしながら、時短していくアイデアをご紹介します。
時 短 料 理
①「料理の味付けを失敗なく美味しくするアイデア5選!」
料理が苦手な方に多いお悩みとして「味付けが決まらない」という声があります。そこでご提案するのが単体でも使える調味料同士を組み合わせること!失敗しない調味料5種類をご紹介します。
1.マヨネーズ+玉ねぎ系ドレッシング少々
ポテトサラダ
エビマヨ
鶏肉のマヨドレ炒め
マヨドレかけサラダ
即席タルタルソース
2.めんつゆ+みりん少々
きんぴらごぼう
かぼちゃの煮物
親子丼
なすの揚げ浸し
うどん
3.ゆずポン+合わせ酢
酢の物
鶏肉の合わせ酢炒め
鶏手羽のやわらか煮
4.醤油麹+はちみつ少々
生姜焼き
鶏の照り焼き
ブリの照り焼き
ポークソテー
サーモンの醤油麹丼
5.ゆずポン+ごま油少々
中華サラダ
ドレッシング
冷ややっこ
ナムル
この5つの合わせ方を覚えておくだけで、味付けがラクになります。慣れてくると様々な料理にも応用できますので試してみてください。
時 短 料 理
②掃除に時間をかけない!時短する掃除アイデア5選!
日々暮らしているとホコリや汚れが溜まり、ダニやカビが発生するなんてことも。掃除を時短するためには、とにかく汚れをためない!が鉄則です。汚れは溜めれば溜めるほど取れにくくなり、めんどくさくなり、放置してしまうという悪循環に。汚れを溜めないためにはどんな方法があるのか、時短掃除アイデアをご紹介します。
1.洗濯前のタオルで洗面所の鏡や蛇口を拭く
洗面所は鏡や蛇口の汚れがとても目立ちます。そこを洗濯前の使用済みタオルでいつも拭いておくことで、汚れを溜めずにきれいを保つことができます。洗面所にはメラミンスポンジを常備しておき、洗面ボウルをサッと拭くことで、常にピカピカを保てます。
2.お風呂の壁は、最後の人がスクイージーで水切り
お風呂の壁は汚れが付きやすい場所です。放っておくとしつこい汚れとなり、取るのに一苦労することに。そこで毎日お風呂から出る時に、50度のお湯を全体にさっとかけて、スクイージーを使って水切りをしておきます。50度のお湯はカビ菌を死滅させるのでとってもおススメ!その後水切りすることで、水垢もつかずに常にきれいに。
スクイージーがない方は、使った後のタオルでさっと拭いておくのでもOK!ちょっとしたことだけど、お風呂掃除が格段にラクになります。
3.キッチンの排水口は寝る前にアルカリ性漂白剤を!
キッチンの排水口はヌメリや臭いが気になるところです。ここを毎日清潔にしておくことで、虫の発生を抑え、清潔なキッチンを保つことができます。寝る前にアルカリ性漂白剤を一拭きしておくだけで、ネットをかける必要もなく、ヌメリがなくなりキレイなキッチンを保つことができます。
4.トイレの便座裏は1日1回酸性の漂白剤で拭く
トイレの便座裏を放っておくと、尿素が固まり悪臭の原因になります。また固まった尿素は取ることが困難になり、便座に傷をつけることにもなりかねません。便座に傷がついてしまうとさらに汚れやすくなるなどの悪循環に。1日1回さっと拭いておくことで、掃除が格段に時短になります。尿素はアルカリ性のため酸性の漂白剤がおススメです。   
5.掃除しやすい環境にしておく
ホコリは下に溜まるため、掃除をする時は床や台に置いてあるものを、持ち上げる必要があります。あらかじめ浮かせたり、動かしやすくしておくことができれば、掃除もうんとラクになります。例えばシャンプーやボディーソープなども、マグネット式の入れ物を利用して台から浮かせておくことで、水垢汚れも付きにくく、掃除も簡単です。
空気清浄機やゴミ箱などもキャスター付きの台に乗せておくことで、簡単に動かすことができるため掃除機もかけやすくなります。
掃除はとにかく時短にちょっとだけを毎日しておくことが、時短掃除の鉄則です。汚れをためないようにすることは、気持ちが爽やかになり、日々の暮らしのグレードがアップしますので、ぜひ時短掃除に挑戦してみてください。
時 短 洗 濯
③洗濯の賢い時短アイデア4選!
通常洗濯は「洗う」→「干す」→「取込む」→「畳む」→「収納」の5つの行程で進んでいきますが、この工程の中にいろいろな時短テクニックがあります。洗濯の仕方は今いろいろと変化している分野ですので、賢く時短するアイデアをご紹介します。
1.洗濯工程に「仕分け」をプラス
「仕分け」→「洗う」→「干す」→「取込む」→「畳む」→「収納」
洗う前に洗濯前の準備「仕分け」をします。ここでいう仕分けとは、衣類を種類ごとに分け、汚れなどのチェックをすることです。洗う前に仕分けをしておくことで、干すのも楽になり、衣類を長持ちさせトラブルの防止にもなります。
2.「仕分け」は洗濯ネットを使用
メリット1種類で仕分けて手間を省く
洗濯機に、いっぺんに放り込むのではなく、洗濯ネットをうまく利用して洗濯物を仕分けてから洗濯機に入れます。洗濯ネットに入れるおススメの衣類はこちらです。
種 類 理 由
付属品(ボタン、チャック)が付いたもの 衣類が絡まない、傷がつかない
黒いもの 色の濃いもの 糸クズ、ほこりが付くのを防ぐ
細かいもの(靴下、下着) バラバラにならないネットから出しながらピンチに干せる
メリット2仕分けを家事シェア
脱いだ人が直接ネットに入れて仕分けます。仕分け方は家族でルールを決めるのがおすすめです。例えば、靴下や下着などピンチで干すものは仕分けてネットに入れるなど、家族ができそうなことはそれぞれが自分ですることで、一人に負担がかかることがなくなり家事がラクになります。
中が3つに分かれている洗濯ネットを使えば、たくさん洗濯ネットを持たなくてもよいというメリットもあります。
3.室内干しで洗濯動線を短く
最近はランドリールームを作って、室内干しをする方が増えてきました。今まで何となくお日様に当てたいという理由で外干しをしている方も、室内干しには多くのメリットが存在しますので、室内干しと外干しのメリット・デメリットをみてみましょう。
いかがでしょうか?外干しはお日様の下でカラっと乾いた洗濯物は気持ちいいですが、「外干し」にこだわりすぎ、夕方冷たくなった洗濯物を取り入れることになっては本末転倒。
実は先進国では外で干すことを禁じられている国は少なくありません。洗濯物が外に干されていると、風景が崩れるということからでしょう。
室内干しは乾くか心配という方も、除湿器やサーキュレーターを上手に利用して、室内でもしっかり乾く環境を作ってあげることで洗濯は随分とラクになります。大切なのは固定観念に捕らわれることなく、現状のライフスタイルに合った方法を選ぶ事です。
4.洗濯乾燥機を利用する
ヨーロッパの多くの国は洗濯乾燥機を利用した生活スタイルです。
洗濯乾燥機を利用することで、「干す→取り込む」時間を省くことができ、洗濯工程が格段に短くなります。
洗濯物を干す場所を確保する必要がなくなりますので、洗ったらすぐに乾燥機に放り込んで乾燥させることができます。
洗濯乾燥機もさまざまな種類がありますので、ご自分の家の環境に合った洗濯乾燥機を選んでください。
ガス式洗濯乾燥機ガスは電気よりパワーがあり短時間で乾く
ガスを利用した洗濯乾燥機はパワーがあり、短時間で乾燥させることができます。外干しや室内干しに比べて繊維の中まで風を送り乾燥させるためフワッと仕上がります。機械もコンパクトなので、室内干しのように干す場所を確保する必要もありません。ただガス工事が必要になるので、オール電化住宅では導入しづらいかもしれません。
リンナイHPより引用 ガス乾燥機「乾太くん」https://rinnai.jp/lp/kanta_support/
電気式洗濯乾燥機工事が不要で導入しやすい
電気式の洗濯乾燥機は、コンセントさえあればすぐに設置できるため比較的導入しやすいといえます。電気式には空気中の熱を利用して乾かす「ヒートポンプ式」と内部に備えたヒーターで乾かす「ヒーター式」があります。
ドラム洗濯乾燥機は様々なメーカーから出されており、洗濯から乾燥までワンストップで行えるのが特徴です。洗剤の自動投入機能やスマホで遠隔操作ができるものまで様々な機能を取り揃えています。
デメリットとしては、乾燥する時には多くのホコリが溜まりますが、洗濯機能に乾燥機能がついているため、ホコリを取り除くことが難しく、ホコリが溜まってしまうことで乾燥機能が低下してなかなか乾かないということが発生します。ドラム洗濯乾燥機はこまめなメンテナンスが必要だと心得ましょう。
パナソニックHPより引用 ドラム洗濯乾燥機https://panasonic.jp/wash/products/na_lx129b.html
電気乾燥機だけを別で設置するという方法もあります。この方法はガス乾太くんと同じように乾燥だけの機能のため、メンテナンスが比較的簡単です。オール電化住宅で乾燥機を取り入れたい方には電気式の乾燥機をおススメします。
パナソニックHPより引用
Miele JAPAN HPより引用 https://www.miele.co.jp/domestic/tumble-dryers-1570.htm
時短買い物
④買い物を時短するアイデア4選!
買い物の頻度や買うものは人それぞれ。どのような時短アイデアがあるかを紹介します。
1.いつも行くスーパーを決める
スーパーに行くと、野菜コーナー、鮮魚コーナー、肉コーナー、調味料コーナーなど種類ごとにわかれています。それぞれの場所に何があるのかを把握しておくことで、スムーズな買い物ができます。時々あまり行かないスーパーに行って、探し物が見つからない経験をしたことはありませんか?スーパーによって安売りをしているものが違うなどで、スーパーをはしごする方もいらっしゃいますが、その時間と交通費を考えると、スーパーは一カ所に決めておき、スムーズに短時間で買い物する方が、時短で買い物するためには向いています。
2.買うものを決めておく
買う商品は必ず決めておきましょう!買うものが決まっていないと悩む時間が多くなり、買い忘れの原因にもなります。商品を決めるためには、メニューを決めておくことが必要です。買い物の回数に合わせて、3日分、1週間分のメニューを決めておきましょう。
買い物する商品はリスト化しておくと便利です。リストの順番はスーパーで買い物する順番と同じにしておくと時短になります。リスト化には携帯のリマインダー機能や買い物アプリなどを利用すると便利です。このあたりの知識は時短家事コーディネーターBasic資格認定講座で学ぶことができます。
3.買い物の頻度を少なくする
そもそも買い物の頻度を少なくし、まとめ買いをすることで、買い物に行く時間を省くことができます。買い物に行くとついつい余計なものまで買ってしまい、家計を圧迫する原因にもなります。まとめ買いをすることは、以下のようなメリットがあります。
  • 1大切に食材をつかう意識が育まれる
  • 2余計な買い物をしなくてすむ
  • 3時間を有効に使える
▼ ▼ 買い物に行く前の冷蔵庫がこちら ▼ ▼
▼ ▼ 買い物したものがこちら ▼ ▼
1週間は買い物に行かないと決めて、あるもので料理します。この方法はだいたい1週間のメニューを決めておき、購入するものを決めておくと、後で足らないということがなくなります。
▼ ▼ 買い物後の野菜室がこちら ▼ ▼
▼ ▼ 買い物したものがこちら ▼ ▼
まとめ買いをすると、たくさんの食材を上手に冷蔵庫に入れないと入らなくなります。そのため、野菜室は上から見渡せるように、初めから付いている余計な収納ケースを外しました。そして分類分けに収納できるようにケースを使用します。これで1週間は買い物に行かずに、冷蔵庫にある食材を使って料理ができるので、買い物時間を時短することができます。
4.食材宅配サービスに頼る
インターネットで食材を注文して、家まで届けてくれるサービスが全国で行われています。食の安全性にこだわったサービスが多いので、安心して利用できます。またメニューがすでに決まっていて、簡単に作ることができるミールキットを使用すれば、料理の時間も時短できます。
それぞれ宅配エリアが決まっていますので、エリア外の場合は利用できません。また入会金や配送料がかかる場合もありますので、少し割高になる可能性はあります。
ただ、スーパーに買い物に行くとついつい余計なものを買ってしまいがちですが、食材宅配の場合はそれを防ぐことができるため、結局安くつくという話もよく耳にします。何より買い物に行く時間を短縮できるという面でも、多くのメリットがあります。自分にあう買い物スタイルを探してみてください。

食材の宅配サービスを行っているお店をピックアップしてみました。
会社名 食材宅配 ミールキット宅配
オイシックス
ヨシケイ
生協 ×
生活クラブ ×
グリーンコープ ×
コープデリ
大地を守る会 ×
Pal system
ラディッシュボーヤ ×
秋川牧場 ×
時 短 収 納
⑤収納を見直して時短するアイデア3選!
収納が苦手・・・という方は、収納のコツを抑えることで、散らからない家を目指すことができます。コツを抑えてすっきりとした部屋で暮らしたいですね。
1.収納場所を一カ所にまとめる
洗濯物が乾いたら収納しますが、収納場所が家のあちこちに散らばっていると、洗濯物を持って行く手間がかかります。収納場所を一カ所にまとめておくことで、収納場所まで運ぶ手間が省け時短できます。最近はファミリークローゼットを設け、家族の衣類を一カ所にまとめる収納が定着してきました。ファミリークローゼットを設けることで、衣類を探す手間も省けます。また手間のかかる衣替えもしなくてすむ可能性もあります。
2.色・形・種類を統一する
衣服類や洗濯用品などは、色や形、種類をなるべく合わせることによって、より効率がアップします。
例1ハンガーは同じ種類・同じ形で統一する
理由は
  • 持ち運ぶときや洗濯ポールにかけるときに、スムーズに扱える
  • 見た目がスッキリする
  • ハンガー同士が絡みにくい
  • 家族全員、同じハンガーが使える
もしハンガーが統一されていないと、持ち手の形が違うと運ぶときに持ちづらく、洗濯ポールに掛けづらく、統一感がなく、出し入れする時にハンガー同士が絡まりやすく、服をかける時にハンガーの中からどれを使ったらいいのか一瞬で決められない、など様々な理由によって洗濯物にかかる時間が増えることになります。
例2タオルはフェイス用タオルで統一する
タオルは全て同じ種類・同じ大きさで統一します。わざわざバスタオルを用意することはしません。バスタオルは大きいので、乾きにくく、収納場所も多く必要です。体も全てフェイスタオルで拭いてみてください。フェイスタオルは扱いやすく、意外とさっと拭けてとてもラクです。
3.家族全員が取り出しやすく、わかりやすい場所に収納
家の中にはいろいろな種類のものがありますが、収納場所は自分だけが知っているなんてことはありませんか?家族みんなが収納場所を知っておくことはとても大切なことです。「あれがない」「これがない」といちいち聞かれては大変です。家族が使うものは周知徹底をしておきましょう!そして出来るだけわかりやすいように、ラベルを貼るなどの工夫をしておくと、いざという時に迷わなくてすみますね。
いかがでしたでしょうか?様々な時短家事の方法についてご紹介しましたが、家事に正解はありません。もしかしたら、ご紹介した方法が合わない場合もあります。大切なことは、試してみて、自分に合った時短家事の方法を見つけることです。そうすることで、今よりずっとラクに家事をすることができるようになり、家事に追われない生活を送ることができるようになります。
時短家事コーディネーター資格認定講座では、これからの暮らしが家事に追われないように、自分に合った仕組みづくりを学びます。
アイデアを知ってもそれが自分の暮らしに合うのか、リバウンドしないのかが重要になってきますが、時短家事コーディネーター資格認定講座の中では、様々なアイデアを取り入れて、どのように自分の暮らしに組み込んでいくのかを学んでいきます。この記事が少しでもみなさんのお役に立つことを願います。
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