2021.03.10
もう探さなくても大丈夫!時短家事コーディネーターがおススメする家電の「取扱説明書」や「レシピ」の保管方法!

こんにちは。時短家事コーディネーター®Expert の岡石 笑佳(えみか)です。

 

先日、我が家のパソコンとエアコンが壊れてしまいました。長年お世話になった家電たち。「今まで、ありがとう」と感謝の手放しをし、新しい家電を迎い入れました。「これから、よろしくお願いします」と段ボールを開けると、説明書が出てきました。

そういえば、手放した家電にも説明書がついていたはず。もう、その説明書を使うことはありません。

こんな時、サッと保管していた説明書が出せると、気分がいいですよね。

 

「サッと出したい」、といえば料理のレシピも同じではないでしょうか?私の母は、料理番組のレシピをメモ帳に書き留める派なのですが、「あれ、こないだ書いたメモ、どこ行ったかな?」とよく探していました。

せっかく出会えた美味しそうな料理のレシピです。活かしたいところですよね。

そこで今回は、レシピや家電の取説を探さないでいい方法についてお伝えしていきます。

 

 

 

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目次
1.探さないといけない理由
2.取説の保管方法
3.レシピの保管方法
4.増え続ける書類との付き合い方

 

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1.探さないといけない理由

 

「いざというとき、サッとモノが見つからない」

そんなことはないですか?

物忘れ番長の私は、しょっちゅうモノを探していました。ちゃんとしまっているにも関わらず見つけることができないんです。

 

 なぜか?

 

理由にはいくつかあります。

例えば・・・

 

・モノが多すぎる

・モノの置き場が未設定

・保管している場所が悪い

・モノを移動したままにする

・とりあえず保管している

 

 

①モノが多すぎる

 

私は「もったいない星人」だったので、とにかくモノが多かった。

「いつか使うかもしれない」

だから、いろいろ保管していましたが、使うより増えるスピードが速かった。いつの間にか、使わないモノが増え、置き場所が決まっているのにモノ探しに時間がかかってしまう。

そこで、必要な量だけ保管することに変更しました。そうすることで、モノの増えすぎを防止できます。

 

 

②モノの置き場が未設定

 

また、モノの置き場が決まっていない場合もあります。組み立て式の家具の予備のネジ、普段使わない薬、スキーなどの季節用品。

普段使っている靴は、置く場所が決まっているので探すことはありません。

でも、いつ使うか曖昧なものは曖昧な場所に置いていませんか?

携帯電話も、なんとなく置いてしまい見つからないことがよくあります。

モノの置き場を設定する。それだけでも、モノ探しジプシーから卒業できます。

 

 

③保管している場所が悪い

 

例えば、タイヤの履き替え。我が家は家族でタイヤの履き替えをしていますが、以前は履き替えに必要なモノ一式揃えるのが大変でした。

というのも、スタッドレスタイヤは2階の納戸。ジャッキは1階の物置の4段目。工具は物置の3段目の奥。履き替えまでの道具を揃えるのに、時間がかかっていました。今思えば、まとめて置いておけばよかったと反省。でも、当時は空いている場所に押し込む収納だったので、まとめるという発想はありませんでした。

 

 

④モノを移動したままにする

 

これは、家族全員に当てはまります。使う時に取り出すのですが、しまうことができない。せっかく置き場が決まっているのに、自分の部屋に爪切りを持っていく。耳かきをしながら部屋に移動する。本人すら、使っていた記憶があいまいなので、あえなく行方不明になってしまう。

シンプルなことですが、使ったら元に戻す。それが、次に使うための準備です。

 

 

⑤とりあえず保管している

 

モノがきたら、とりあえず似たものがある場所に保管。使わなかった納豆のからし、景品でもらったボールペン。でも、普段はチューブのからしを使っているし、書きやすいボールペンで書く。結局、納豆のからしは使わないまま黄土色に変色し、ボールペンはインクが固まってしまいました。

つまり、手元にきたモノが使うものとは限らない。自分が使う時期が決まっている。代用するモノがない。自分が持つ理由がはっきりしているモノだけを保管する。手元に来たら、そのことを確認できると、増え続ける不要なモノが家の中で増えることを防止できます。

 

モノを探す理由は様々ですが、その対策は「モノと向き合う」という習慣が助けてくれます。

「自分の場合は、どれが当てはまるかな?」

自分の癖がわかると、対策も練りやすくなります。モノ探しを楽にするための方法。自分にあったやり方で試してみてください。

 

 

 

2.取説の保管方法

 

 

 

家電を買うと付いてくる取扱説明書。先日買い替えたエアコンにもついていました。取扱説明書と一緒に保証書も保管します。

実は、新しく購入した家電の取扱説明書を保管する時、セットで行うことがあります。

それは、手放した家電の取扱説明書を手放すことです。

保管はできるけど、手放すタイミングがわからない。以前の私はそうでした。

入ってきたら、手放す。そんな習慣を身に着けていくと、モノ探しがしやすい家に整っていきます。

 

 

 

 

取扱説明書の保管方法にもいくつかやり方があります。

一つ目は、使う家電の近くに保管する。

我が家はドライヤーや髭剃りなど、洗面台で使っている家電の取扱説明書は洗面台に保管しています。というのも、毎日のように使う家電の場合、お手入れ方法や電池の入れ替え方法など取扱説明書を確認したい機会が多いのです。

そこで、洗面台の引き出しの底に、クリアファイルに挟んだ状態で保管。

 

 

 

 

 

ここに置いておけば、気になった時にすぐに取り出して確認できます。故障の疑いがあった場合、保証書も一緒に保管しているので、保証期間内かどうかの確認もすぐできます。

冷蔵庫やエアコンなど、滅多にみることのない取扱説明書の場合、使っている場所の近くに置いたつもりでも、どこにしまったかわからなくなってしまうことがあります。

そんな時は、取扱説明書をまとめて保管する方法がおススメです。家の照明、掃除機、換気扇、扇風機、テレビ、電気ポットなど。全てまとめて、ファイルに収納。家電の名前をラベルに記入すれば、探したい取扱説明書をすぐに見つけることができます。

 

 

 

 

 

取扱説明書を見る時はどんな時か?

を考えると、よく見るモノと滅多に見ないものに分けられます。

それを踏まえて、家電の近くに置いたり、まとめて置くと探しやすくなります。

収納の場所は、一度決めたらずっと置き場所を変えてはいけないものでもありません。試してみる。やってみて、使いにくかったら見直してみる。そうして、自分にあった保管方法を探してもらえればと思います。

 

 

 

3.レシピの保管方法

 

 

 

みなさんは、どれくらいのレシピが頭に入っているでしょうか?

毎日のご飯作り。初心者の頃は、毎回毎食レシピを見ながら作っていた食事作り。回数を重ねるうちに、何も見ずに作れるレパートリーも増えていきました。

とはいっても、四季のある日本。季節によって旬の食材、食べたい料理が違います。だからこそ、レシピの出番があるわけです。

 

そこで、レシピの保管方法についてお話していきたいと思います。

私は以前、レシピや調理本は本棚に保管していました。理由は、本だから。そして、たくさんの料理本があったから。しかし、レシピを見るのは調理中。そこで、台所にレシピを置くことにしました。

ところが、余りにもたくさん料理本があったので、調理スペースが少なくなってしまいました。

そこで、「自分が作るレシピを厳選」しました。見直してみると、1冊の本の中で必要なレシピは3~5品(笑)10冊の料理本の中で必要なレシピは30~50品程度しかありませんでした。必要な部分だけを厳選した結果、1冊程度のスペースにまとめることができました。

何年も保管していた料理本の厳選で、見たいときにすぐ取り出せる、調理スペースも圧迫しないレシピ置き場の完成です。

 

 

 

 

 

私のように、レパートリーが少なくて大丈夫な人にはおススメですが、料理が好きで、いろんな料理を試してみたい方には不向きかもしれません。

そんな場合は、本棚に収めればいいんです。

料理本の目的は様々。

 

「効率よく料理の手順を知るため」

「いろんな料理を眺めるのが好き」

「季節に沿った料理を楽しみたい」

「新しい料理に挑戦したい」

 

自分が料理本とどのように関わっているか、目的がはっきりするとその目的達成にふさわしい収納場所が見えてきます。

また、ペーパーレスのレシピの活用も便利です。料理のレシピに関する情報はインターネットの中に満載。お気に入りのレシピがあれば、携帯の中に保管して見直せるようにする。レシピアプリを活用する。そうすると、厳選されたレシピ集が携帯電話の中に蓄積されていきます。

本だから本棚、料理用だから台所。それも正解ですが、自分にとって一番心地いい収納があなたにとっての正解です。

是非、自分とレシピの関係について見直してみてください。

 

 

 

4.増え続ける書類との付き合い方

 

 

生活をしていると、新しく興味をもったり、買ってみたりとモノはどんどん増えていきます。でも、残念ながらモノが増えても、収納するスペースや自分が覚えていられる量が増えるわけではありません。

モノが増えるということは「モノ探しの時間が増える」「居住スペースが狭くなる」という可能性を含んでいます。

 

「じゃあ、何も買ったらいけないのか?」

そんなことはありません。自分の興味関心に気付けるのは、あなたしかしない。あなたの気持ちをワクワクさせるのは、あなたが一番上手です。

 

自分自身を大切にするために、家電を買う。ちょうどいい場所に取扱説明書を置く。自分と家族が嬉しくなれるご飯を作る。そのためのレシピを保管する。目的は「自分自身を大切にする」ことです。

だから、モノを増やすのが悪いのではなく、モノが増えた後に心地よく過ごし続けるためにモノを見直してほしいのです。

家電を買い替えた時、新しいレシピを手に入れた時、本棚を大掃除する時、ふと気になった時、また見直す計画をたててもいいですね。

 

自分に大切な情報を増やしつつ、心地いい時間も満喫する。そんなご機嫌な毎日を過ごしていってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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