2020.03.15
上手に家事分担する5つの方法

 

 

 

こんにちは、一社)ワーク・ライフ・インテグレーション協会の村重です。

 

今日は上手な家事分担の方法についてお伝えしたいと思います。

時短家事コーディネーターは、家事を効率よくこなす方法や暮らしを豊かにする方法をみなさんにお伝えする資格です。

 

時短家事では家事シェアについて詳しくお伝えしています。

少し前は家事は女性がするものという意識が強く、女性が働くことが当たり前になった今もその意識から抜け出せずにいる方がたくさんいらっしゃいます。(それは男女ともにあります)

 

今の時代は家事はみんなでするものです。

それが当たり前になると家族はチームとなって、協力し合える環境がつくられます。

上手に家事分担するポイントをいくつかあげてみたいと思います。

 

1.家事を見える化する

 

 

まずはじめに今どれくらいの家事があるのかを書き出します。名前のない家事も細かく書き出します。

例えば、「ゴミ袋をゴミ箱にセットする」や「トイレットペーパーを取り換える」など、普段やっているけど注目されていない家事ってたくさんありますよね。

それらを全て書き出して見える化します。そうすることで、自分や家族がどれだけの家事をしているのかがわかります。視覚で確認することは客観的に見ることができるため、とてもおススメです。

 

2.得意な家事と不得意な家事を家族で共有する

 

 

家事を見える化した後は、その中で自分の得意な家事と不得意な家事を考えてください。そして家族で共有してください。

「私は料理を作るのは得意だけど、片付けは苦手」とか「ゴミを捨てるくらいだったらなんてことなく出来る」とか今まで自分は苦痛だったことが、もしかしたら家族の誰かはそんなに苦痛ではないかもしれません。

それを知る事から家事シェアは始まります。

私は洗濯物を干すのはそんなに大変ではないけれど、アイロンがけは苦手です。アイロンがけでちょっとシワが出来ると、夫に文句を言われたりするとついつい苦手意識を持つようになってしまいます。

それならもしかしたらアイロンがけは夫の方が得意かもしれない!と思い任せてみると、それは上手にアイロンがけをしました。

そして少しぐらいシワがあっても自分でアイロンをかけたのだから文句もいいません。

 

別の日に、洗濯物干しをお願いしてみました。

すると、洗濯物の端をピンチでつまんだだけで干してしまい、乾くのに時間がかかり、すごく悪臭がしてしまいました。

そうか、そこまで教えないといけないんだと気づかされ、干し方を一から教えました。

でも夫は干すのが面倒くさいようで、これは私の方が向いているんだなと気づきました。

 

家事シェアはとにかく「家事の見える化」と「話し合い」です。

それぞれ得意・不得意が必ずあります。

それを見つけて、得意な家事はどんどん任せてみることが大切です。

 

3.選択肢を与える

 

 

そしてお願いするときは、どっちがいい?と選択肢を与えることが大切です。

「掃除と洗濯どっちかお願いできる?」など2つ以上の選択肢を並べると、相手が前向きに選べるようになります。

自分が選んで決めたという優越感と、責任感が発生するため、きちんとこなしてくれる可能性が高くなります。

 

4.嫌いなことを回避

 

 

例えば、「トイレの蓋閉めないと金運下がるらしいよ!」など嫌いなことを回避させるようなお願いの仕方をすると任せやすくなります。

頼むことよりもさらに嫌なことを選択肢であげると、それよりはやったほうがいいという思考になり、行動しやすくなりますのでぜひ使ってみてください。

 

5.一緒にしよう!という

 

 

もう一つの方法として、「一緒にやる」方法があります。

服を畳む時、「もっと楽に畳むやり方があるから一緒にやろ?」とお願いすると、一人でするわけではないので行動してくれる可能性が上がります。

前述した洗濯物の干し方も、自分としては干し方を直してほしいと思って、「そんな干し方じゃダメよ」なんて言ってしまうと、じゃあ自分でやればとなってしまいます。

そんな時は「良い干し方があるから、一緒に干そう!」と最初は一緒にやって教えてください。

一緒にして干し方を教えた後は、上手!と褒めて、任せるようにします。

家事シェアをする時に夫や子供にこんな感じでお願いすると、かなりの高確率でお願いできるようになる声かけ方法です。

 

家事は生きるための生活力です。

お母さんだけがいつまでもしていると、お母さんが倒れてしまったら、一家共倒れです。

夫や子供にもしっかり生活力をつけるように教えてあげてください。

そして家族が”ワンチーム”となって、自分らしく暮らしていってもらいたいと思います。

 

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