2020.07.09
献立の「見える化」と「立て方」で、 もう悩まない私になる方法2

2️⃣メニューを考えるときの5つのポイント

 

 

 

❶家族の予定から考える

 

家族の数だけ、予定も色々。子ども達の塾、ピアノ、スイミング…。パパやママのそれぞれのお仕事…。家族が一緒に食事を取る日もあれば、バラバラな日も。

 

家族一緒の日は熱々の揚げ物にしたり、取り分けの大皿料理に。バラバラの日は温め直すだけで出せる煮物や具沢山スープなど。なるべく手間を減らせるように調理手段を考えましょう。

 

 

 

❷メインから考える

 

買い出しをなるべく1度にまとめてする私は、日持ちのしない食材から使うよう献立を考えます。鮮度がモノを言うお魚を先にしたり、傷みにくいブロック肉等は後半にしたり。

 

メニューが決まれば、食材を切って下味を付け、チルド室や冷凍庫に収めます。ここまでまやっておくと、味もしっかりつきますし保存も効くし、なにより調理時間がグッと短くなりますよ。

 

どうしてもメニューが浮かばない時は、使う食材をボードに書いておくだけでも安心感に繋がります。当日の気分でメニューを決めるにしても、食材がすでに決まっているのですからそんなに悩むこともないでしょう。その日の気候や体調に合わせてメニューを考えることもできますから、それはそれでよし!です。

 

 

 

❸和・洋・中から考える

 

メインの食材を和・洋・中のどれにするか決めたら、副菜もなるべく合わせて決めましょう。やはり料理に統一感は大切です。

 

例えば、メインが肉じゃがに決まり、ホウレンソウを副菜にするとします。肉じゃがにはやはりホウレンソウのクリーム煮よりもホウレンソウのお浸しやごま和えの方がよく合いますよね。和洋中を統一する事で選択肢がグッと狭まり、決めやすくもなります。

 

 

 

❹「五味五色五法」から考える

 

「五味」…甘味、塩味、酸味、苦味、辛味

「五色」…白、黒、黄、赤、青(緑)

「五法」…生、煮る、蒸す、焼く、揚げる

 

これは古来から伝わる味の種類、野菜の色、調理の方法、いわば基本的レパートリーです。この基本が重ならないように味や食材の組み合わせを考えていけば何通りにもメニューが膨らみます。

 

また、毎日の調理法も重ならないように工夫すると飽きが来ません。「蒸す」も今どきは「レンジ蒸し」もアリですから!カンタン気軽に捉えてくださいね。

 

 

 

❺旬のもの、スーパーの広告、から考える

 

美味しい食卓を目指すのなら、やはり旬のものは外せませんね。食材の持っているパワーや栄養が格段に違います。季節感も感じられ、しかもお値段も手頃です。

 

もし、旬のものがわからない…と思ったら、スーパーの広告を見てみてください!「特売」になっているもの、特に野菜や果物は旬のものが多いのです。ということは。「広告の品」を買い続ければ、うまい具合に旬を追っかけ続ける事になりますし、お財布にも優しいのです!

 

また、スーパーの広告はとてもバランスよく出来ていて、野菜や果物、肉、魚、乳製品、乾物類、調味料等々の数点がまんべんなく「特売」になっているものです。その時々の「特売」を買い続ければ、自己流な偏りも無くなり、バランスよくお買い物ができるという訳です!そこからピックアップしてメニューを考えるのも思考の時短にもつながりますね。

 

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最後に番外編ですが…

 

疲れている日、忙しい日は、潔くお料理から身を引いて、お惣菜などを利用する事も選択肢のひとつです。作るにしてもおかず1品でもいいんです。堂々と胸を張って出してくださいね!

 

もし、負い目を感じるのなら…「ママの笑顔と楽しい会話」をおかずに⁈出してみてください。「ママの笑顔と楽しい会話」のある食卓が家族にとってはいちばんのご馳走ですから〜!!

 

 

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記事を書いた講師
時短家事コーディネーター®Basic認定講師
時短家事コーディネーター®Expert
整理収納アドバイザー1級
フードコーディネーター2級 商品開発
食品衛生責任者資格
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