そこで今回は【おうちのポスト】を活かすための5つのコツをお伝えします。
【1.このシステムを導入する理由を伝えて協力してもらう】
子どもたちにとって、今までポンッとダイニングテーブルの上に出すだけでよかったお便りを、BOXの中に入れるというひと手間は面倒くさく感じるものです。簡単に「今日からこの箱に入れてね」と言うだけではきっと協力してもらえません。なぜ、このおうちのポストを作ったのかを丁寧に説明してあげましょう。
(我が家の例)
「お母さんね、仕事から帰ってきて夕飯をみんなのために急いで作ろうって思うんだけどいつもテーブルの上に出してくれているお便りに目が止まって5分10分と作る時間が遅くなるのをストレスに感じてるの…。それでね、書類を入れるボックスを作ったの。そこに届けてくれると夕飯も早く作れるし食事の時も書類がジャマにならないからサッと食べられるから有り難いんだけどどうかな~?届けてくれるかな~??」
【2.ネーミングは子どもにしてもらう】
お母さんがひとりで決めたネーミング(未処理の書類boxなど)より、子どもたちが自分で考えたネーミングの方が覚えやすいですし、何より愛着も湧いてくるのでおすすめです。
ラベリングも子どもたちにしてもらいましょう。
(子どもたちのネーミングの例)おうちのポスト、おたよりポスト、ゆうびんばこ
【3.ワンアクションを意識して指定席をつくる】
おうちのポストはほぼ毎日出し入れをするものなので、扉の中や引き出さないと書類を入れられないような仕組みだと面倒くさくて長続きしません。棚に置く場合は、ワンアクションで出し入れができるように手が入る空間を空けておきましょう。
【4.日々の声かけ】
時間割りのタイミングでを子ども自身でチェックできる「やることリスト表」やうたを作っておきましょう。
(うたの例)
「時間割りオッケ~♪ゆうびん屋さん今日もお届けオッケ~♪」
そして、一番大事なのが事後の声かけです。
BOXに届けてもらうことを当たり前だと思わず、届いていた時は常に感謝の気持ちを伝えましょう。
【5.アラームを活用して毎日見る】
せっかく子どもたちが届けてくれてもお母さんが見ることを忘れてしまったら意味がありません。
習慣化するまでは決まった時間にスマホのアラームを設定しておき、必ず見るようにしましょう。
そして週末もアラームをセットしておき、「保管するもの」に入れていた書類を保管コーナーに移動させましょう。
家庭の書類をストレスなく管理するには「入口」「掲示」「保管」それぞれの仕組みが必要です。
まずは今回お伝えした「入口」の仕組みを取り入れてみませんか?
きっと、スッキリした空間と心のゆとりが手に入るはずです。
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整理収納アドバイザー1級
整理収納教育士
片づけ遊び指導士認定講師
美空間収納コンサルタント認定講師
ルームスタイリスト2級