2020.07.09
洗濯物を素早く収納できるコツ 色・形・種類を統一する

.色、形、種類を統一する

 

衣服類や洗濯用品などを、色や形、種類をなるべく合わせることによって、より効率がアップします。

 

例1.ハンガー

ハンガーを使うときは、なるべく同じ種類、同じ形のものを使用することをお勧めします。

 

理由は、

・持ち運ぶときや洗濯ポールにかけるときに、スムーズに扱える
・見た目がスッキリする
・ハンガー同士が絡みにくい
・家族全員、同じハンガーが使える

 

もしハンガーが統一されていなければ、持ち手の形が違うと運ぶときに持ちづらく、洗濯ポールに掛けにくい、統一感がない、出し入れする時にハンガー同士が絡まりやすい、服をかける時にハンガーの中からどれを使ったらいいのか一瞬で決めれない、などの理由によって洗濯物にかかる時間が増えることになるからです。

 

例2.タオル

わが家のタオルは、フェイス用タオルとボディー用のタオルを使い分けています。(全て同じものにすればより時短になるのだけど…)

 

そこで、早く分別できるようにフェイスタオルは模様入り、ボディータオルは無地のものに変えてみました。

こうすることで、家族もどちらを使えばいいのか、どちらの引き出しに収納すればいいのかがすぐ分かるように。

 

ボディータオルの色も統一したので、多少きちんと畳んでいなくても目立たなくなったような気がします。

 

例3.靴下、下着類

靴下や下着類など、個人別に色、メーカー、柄などを決めておけば家族全員がどれが誰のなのか把握しやすく、迷う時間を省くことができます。(例えば、チェック柄の入った靴下は全部長男用とか)

 

 

    

  

 

 

 

 

 

 

 

.収納場所を分散しない

 

洗濯物の収納を短時間で終わらすために、なるべく同じ場所や部屋に収納します。

 

理想は、1カ所の場所で多くの衣類を収納できるウォークインクローゼット。でも、残念ながらわが家には衣類専用の部屋はありません。

 

そこで、なるべく一度にしまえるように、リビングに家族それぞれのボックスと手作りハンガーラックを設置しました。

 

収納スペースがかなり必要になるので、当然全部置くことはできません。そのため、普段着ている服や制服、スーツ類のみを置きました。ちなみにハンカチ類もここに収納しています。

 

洗面所には、家族の下着類とタオルと洗濯ネットを収納。

ハンガーとピンチハンガーは室内洗濯ポールのすぐ下の棚収納に入れるなど、収納箇所をなるべく近くにすることで移動する範囲を減らします。

 

収納場所は家の収納条件や、人数、家族構成、子どもの年齢などによってさまざまです。あなたの家庭条件を踏まえて、一番効果的な場所を探してみてください。

 

 

 

 

 

 

.家族に協力してもらう

 

自分の部屋を持ち衣類の管理も自分でおこなえる年齢になれば、それぞれ自分の洗濯物は自分で収納してもらうようお願いしてみてはどうでしょうか。

 

そのときは、取り込んだ洗濯物を個人別にカゴに入れて、各自で自分の部屋へ持って行ってもらいます。

 

 

 

※百円ショップでも購入できる「折り畳みメッシュかご」は、使わない時は折り畳んで場所を取らないのでおススメ。

 

 

もちろん、全部の洗濯物も片づけてもらえると大助かりですよね。

 

でも、男の子もしくは男性は、収納や片づけに関して苦手という人がなぜか多い…

案の定、夫と息子2人も苦手です。

 

どうして洗濯収納を嫌がるのか理由を考えてみると、

・どれが誰のものなのか、誰かに尋ねないとわからない
・畳み方が分からない

丁寧に畳むのが苦手
・全部を収納するのに時間がかかる
・色々な場所に移動しないといけないから、めんどうに感じる

 

きっと、これらの理由が苦手な原因…。つまり、この部分を解決すれば家事シェアの可能性が高くなると思うのです。

「洗濯収納はめんどうではなく、意外とかんたん」と思ってもらえれば、お手伝いのハードルは低くなるかもしれません。

 

 

まとめ

 

洗濯事情は、家庭によって様々です。

 

使っている洗濯機のタイプや(乾燥までできるドラム式洗濯機や、脱水までか)、洗濯物の量、家の間取りや収納方法も違いますし、「やりやすい」という感じ方も個人によって違います。

 

そのため、自分が一番ラクで効率的な方法を選んでいく作業が必要に。

 

ぜひ洗濯物収納をすばやくおこなえる方法を取り入れて、これから先も活用できる効率的なしくみへと変えてみてください。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

あなたの毎日の家事が、ラクで楽しいものになりますように。

 

 

フルタイムで洗濯物をたたむ時間がなくても、素早く収納できる6つのコツの1~3の詳細を見る

 

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記事を書いた講師
中村 友美(なかむら ゆみ)
時短家事コーディネーター®Expert
整理収納アドバイザー準1級
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