今日は、洗濯のあるある、「襟や袖口、泥汚れがめんどくさい!」という声が多い洗濯についてお話したいと思います。
我が家の汚し番長ナンバー1は、ダントツで土建業の夫です。
外で道路を作ったり、建築現場の基礎を作ったりしている夫は、毎日作業着がドロドロで帰宅します。ナンバー2は小2の息子です。学校でいっぱい遊んで帰ってくるので、時には、絵の具も付けて帰宅します。
我が家の場合、あまり汚れているときは・・・
歩いたあとがザラザラするので、玄関入ってすぐ全部脱いでもらうこともあります。
それくらい、泥や砂だらけのこともあります。鹿児島は灰も降りますから、衣類に灰もついていることもあります。
皮脂汚れや泥汚れをそのまま洗濯機で洗っても、きれいにはなりませんよね。
このような汚れをきれいに洗うためには、下洗いが大切です。
皆さんは汚れのタイプって考えたことありますか?
汚れのタイプは4タイプ
・水溶性の汚れ
水に溶けやすい汚れ。衣類についた汗や砂糖、果汁による汚れを指します。
・不溶性の汚れ
水で溶けにくい汚れ。砂や鉄分、ホコリなどを指します。
・油性汚れ動物性や植物性の油、または油脂などの油分を含んだ汚れを指します。
・特殊汚れ
カビや細菌による汚れです。
その中で泥汚れは「不溶性の汚れ」、袖口や襟の皮脂汚れは、「油性汚れ」、汗は「水溶性汚れ」になります。汗地味による黄ばみは、元をたどれば皮脂汚れになります。
【泥、砂など不溶性汚れ】と【皮脂などの油性汚れ】の落とし方にはポイントがあります。
それぞれの落とし方を見ていきましょう!
【泥、砂など不溶性汚れ】
ポイントその1
泥と戦う前に、まず乾いている状態なら、濡らす前に手やブラシで泥や砂を叩き落とすことが大切です。濡らしてしまうと、泥や砂が繊維の奥に入り込んでしまったり、広範囲に広がってしまうので注意が必要です。
ポイントその2
泥汚れを落としたい部分、袖口や襟を濡らして、洗濯石鹸をゴシゴシとこすり付けて、石鹸成分を溶かします。その後に、生地と生地をゴシゴシこすり合わせて、泡立ててあらいましょう。この時、洗濯用固形石鹸を使うということがポイントです!
我が家の場合は、頑固な汚れの作業着を洗うことが多いのでブラシがセットになっているこの商品を愛用しています。蛍光剤無配合なので、色柄ものも使えます。
グリップが持ちやすいので、家族誰でも使うことができます。
使う分だけ、出して使うこともできます。
白い衣類の場合は、皆さんご存じのウタマロ石鹸もオススメです。
■ご注意点■
※「ウタマロ石鹸」は白以外にはご使用にならないで下さい!!蛍光増白剤が配合されており色柄物は色落ちする可能性があります。
【皮脂などの油性汚れ】
袖や襟の頑固な黄ばみをしっかり落とすには、ひと工夫が必要です。
それは、油汚れに強い食器用洗剤を使うこと。食器の油汚れを落とす食器用洗剤で脂分を分解すれば水洗いでも落ちやすくなります。それに加えて漂白効果の高い酸素系漂白剤を使えば確実に黄ばみを落とせます。
さぁ、洗う方法はわかりました!
今度は、家族が洗いやすい仕組み作りです。
あなたのお家ではどうでしょうか?考えてみてください。
- 泥汚れの衣類を洗いやすい場所はどこですか?
- 誰が洗いますか?誰に洗って欲しいですか?
我が家の場合は、洗面所とお風呂場です。
少ない汚れの場合、洗面所の横のバケツにポイ。
少ない汚れなので、ちょちょいと隙間時間に洗ってしまいます。
お子さんに教えて、自分で出来るようにすることもオススメです。
広範囲の汚れの場合、お風呂場へ。と決まっています。
お風呂に入るときに、お湯も使って洗濯石鹸でゴシゴシ。
洗い終わったら、洗濯機へポイです。基本的には自分の汚れは自分でしてもらいますが、子どもたちと一緒に、夫の泥汚れを洗うこともあります。我が家の子どもたちは、まだ十分に大人の衣類を洗いきれないので、洗うのは靴下と靴です。
きれいになったら気持ちがいいということを教えている最中です。
「お風呂で泥を石鹸で落としてね。宜しくお願いします~」とお願いします。
できたら、「助かりました。ありがとう。とってもきれいになったね」と褒めて感謝を示します。してほしいことを明確に伝え、家族に伝え続けることが大切だと思います。
子どもにはお手伝いポイントを導入
我が家では1ポイント10円で。お手伝いポイ活を導入しています。
目標を設定して、それまで頑張ってポイントをためる。お家で出来る簡単ポイ活です。
どんどん貯まってくると、お手伝い熱も熱くなってきますので家事シェアがどんどん進みますよ!「靴下1足1ポイントでやってくれる人集まれ~!!」と、家事を楽しむきっかけになるといいですね。
最初から、全て理想通りにやって貰えるわけでは、ないかもしれません。
時短家事5か条と色んなコツを実践していくことで家事をシェアして、ママの負担を軽減していきましょう。
皆さんのお家の、家事シェアが進んで家族みんなが過ごしやすい暮らしになりますように。
看護師・介護福祉士・養護教諭2種免許
整理収納アドバイザー1級
整理収納教育士
自考力マイスター
片付け遊び指導士
ノーマライゼーションファシリテーター
生前整理アドバイザー準1級
ほめ達3級
ルームスタイリスト2級
秘書検定2級