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みなさん、こんにちは。
時短家事コーディネーター®Basic認定講師のみきえみです。
小さなお子さんでも家事をできるってご存じですか?
「えっ?小さい子が家事???」と思われた方もいらっしゃることでしょう。
まず、小さなお子さんでもできる家事と聞いて何を思い浮かべられましたか?
お子さんがする《家事=お手伝い=家事シェア》だと考えてください。
お子さんだって、家族の一員。
この機会に何ができるか考えてみましょう!
さあ、皆さんはいくつ思い浮かべましたか?
そして、どんなことを手伝ってほしいと思いましたか?
我が家は4人の娘がおります。
幼稚園の頃からさまざまのお手伝いをしてもらっています。
・くつ並べ
・上靴洗い
・配膳
・お風呂掃除
・洗濯物たたみなど
挙げていくと、いろいろ出てきます。しかし、これもほんの一例です。
そこで、お子さんとの家事シェアが続くコツと仕組み作りのやり方をお教えしたいと思います。
お子さんたちとの家事シェアのコツは以下の5つです。
①子どもとお手伝いについて話し合う
②自分のことは自分でやってもらう
③何ごともできないと決めつけずに簡単なことからはじめる
④遊びやゲーム感覚で取り入れてみる
⑤失敗しても見守る
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう!
①子どもとお手伝いについて話し合う
家族はチームです。
家事シェアはスタンドプレーでは成立しません。チームプレーこそ肝になります。
そこで必要となってくるのが、話すということです。
話すということはコミュニケーションです。
双方がどう考えているか知ること。知ることができる唯一の方法だと思います。
まずは子どもたちにやってほしい事柄に対して、
自分の考えを「どこまでやってもらうか」「どこまでしてほしいか」話してみましょう。
そして、子どもたちの「自分は何がしたいか」「どこまでならできるか」を聞いてみてください。
お風呂掃除を例にしてみます。
「お風呂掃除の浴槽掃除はするけど、排水溝掃除はやれない」
「湯はりはできる」
「お風呂掃除は床までしてほしい」
「このお風呂掃除は6時までには終わらせてほしい」
など、より具体的なところまで話しあっておくといいと思います。
親であるあなたは10を求めているかもしれませんが、
実際にはお子さんは5しかやりたくない。
そうなると双方にストレスになりますよね。
イヤイヤながらされた家事ほど出来上がりに不満を持ってしまいます。
一方的に押し付けるのではなく、よく話し合い、双方が納得したうえでお手伝いは始めてみてください。
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これだけで立派な家事シェアです。
例えば、
・幼稚園の登園準備をする。
・朝、洋服を選ぶ。
・帰ってきてからの後片付け。
全部、大人がやっていませんか?
しかし、これらを本人にしてもらうだけで、家事がいくつか減りますよね。
すべてお子さんの目の高さと手の届く位置に配置するのがコツです。
大人目線の場所に置くと、必然的に子どもにとっては
不便な位置にあるということになり、やらなくなります。
制服や通園カバンも子どもの目線にあるだけで、
自分で手が届き、大人が手を出さずともやれるようになります。
③何ごともできないと決めつけずに簡単なことからはじめる
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まだ小さいからできないと思い込まずに、
【やりたい!】と言ったことをやらせてみるのはいかがでしょうか。
大人が思っているより、子どもはできることがいっぱいあります。
可能性は無限大です。
簡単なことから始めることも長く続けるコツです。
料理をしている時に横から「やってみたい!」と言われることってありますよね。
卵を割っているときだったら?
ひとつくらい失敗してもいいやと広い心持ち深呼吸をして、
それから見本を一回見せて、やってもらう。
生卵はまだ怖いなら、茹で卵の殻むきから始めてみるのもひとつの方法だと思います。
失敗したら、そこから学ぶことがあるかもしれません。
今度は玉ねぎをみじん切りしていた時に言われたらどうしますか?
包丁を使ってのみじん切りは難しいけど、
野菜ハンドルカッターを使うと簡単にみじん切りをすることができます。
写真のモノは実際我が家で使っているものです。100円ショップでも購入できます。
今は子どもでも簡単に扱える道具や専用のモノもありますから
それらを利用してお手伝いをしてもらうのもいいと思います。
帰宅後に靴を揃えて上がってくることも立派な家事シェアです。
靴を揃えるために市販の靴並べシートを使ってみるのはいかがでしょうか?
視覚に訴える作戦です。
他にも食事の時にお箸やお皿を並べてもらったりするのもいいと思います。
我が家では、カトラリーを並べてもらうために【箸】【スプーン】【フォーク】は
別々のケースに入れています。
テーブルに並べる時は、その食事に使うカトラリーケースだけ
持って並べるようになるので簡単です。
そして、柄や長さを大人用子ども用で統一しています。
そうすることで、子どもが誰のお箸か悩むことなく並べることができるようになります。
子どもができる仕組みは大人にも続けやすい仕組みです。
④遊びやゲーム感覚で取り入れてみる
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遊びやゲームのように取り入れるのもひとつです。
例えば、くつ下を神経衰弱の要領でやってみる【くつ下合わせ】や
【誰が早くたためるか競争】として誰が一番に自分の肌着などをたたむことができるかなど楽しみながらお手伝いをしてもらうのもいいと思います。
そこには、お子さんだけではなく、ぜひ大人も参加してみてください。
普段、どのようにたたんでいるかもわかるし、やり方を伝えることもできます。
我流でたたまれるのは嫌だなと思われる方にもおすすめです。
また、ゲームなどに大人が入ってくれるのを子どもたちは喜んでくれます。
そして、楽しいことは無理なく続けてくれるのではないでしょうか?
⑤失敗しても見守る
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これが実は一番難しいと思います。
大人はできてないことにイライラしてしまいます。
まずご自身のゴールへのハードルを少し下げてみてください。
小さな子どもですから、すべてが成功するとは限りません。
そして、そこで「やっぱりできなかったじゃん!」と失敗を責めてしまうと、
子どもは成功体験が得られず、次に続きません。
結果が違うことになっても、まず「ありがとう」を伝えてあげてください。
それから「次はこうしてやってもらえるともっと助かる」と伝えてください。
自分と同じレベルを求めずに、できたことだけに感謝してみてください。
また、口で伝えるだけでは足りないこともあります。
まずはお手本を示してから、チャレンジさせてみてください。
最初のうちは自分でした方が早いと思うことも多いでしょうが、
まずはできることだけやってもらい、できたことをいっぱい褒めてください。
自己肯定感も上がり、お子さんもやる気UP間違いなしだと思います!!
ぜひ、家事シェアで家族みんなで笑顔になってください。
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